真夏のチョコレートは美味しい

楽しい楽しい見聞録

稚内→枕崎日本縦断鉄道旅~3日目~

3日目 釧路→札幌 (移動距離 約720km)

1. 釧路→根室

今日も始発での出発です。

5時25分に釧路駅に到着したのですが、まだ入り口が空いておらず他の10数人ほどの乗客と待つことに。5時30分になると駅員さんが鍵を開けに来て、駅舎内に入れました。

片道乗車券の経路を外れて、昨日用意した青春18きっぷ根室に向かいます。

5:35発 根室本線花咲線)3625D 快速はなさき 根室行きに乗車。

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釧路から先の根室本線(愛称:花咲線、余談ですが花咲駅は今年3月のダイヤ改正で廃止となりました)は文字通りの大自然の中を進みます。手付かずの森、湿地、草原の中をひたすら進み、ポツンポツンと集落が点在してそこに駅がある、そんな路線です。

 

途中の茶内駅。ルパン三世の原作者モンキー・パンチ氏の出身地だそうです。

他にも花咲線にはルパン三世のキャラクターが駅名票に寄り添っている駅があります。

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釧路を出ること2時間半、列車は根室市街に入り、日本最東端の駅、東根室駅にも停車します。

根室高校の生徒とみられる若者が4人ほど下車していきました。

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いよいよ最東端の終着駅、根室駅に到着です。

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ここからは根室交通の遊覧バスで納沙布岬を巡ります。

(ツアーの内容は後ほど加筆します)

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2. 根室→釧路→新得

ツアーは以上で終了し再び根室駅へ。

ここからは根室本線を全線踏破して今日の目的地札幌へと向かいます。

11:08発 根室本線花咲線)3628D 快速はなさき 釧路行きに乗車。

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根室の最果て感は言わずもがなですが、佐世保は最果てかと言われると首を傾げます。

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正午近くなり青空も見え始めました。

太陽が落葉広葉樹の薄い葉を照らし、美しい緑に輝かせます。(茶内~糸魚沢)

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茶内駅では列車交換。

外国人観光客の姿も見受けられます。

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厚岸からは東京の大学のサイクリング部も乗車し列車は満員に。

夏真っ盛りの北海道は、多くの旅人を惹きつけます。

 

釧路からは13:39発 特急スーパーおおぞら8号で新得へ。

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昨日と違い、快晴とはいかないまでも青空や太陽を垣間見れる天気で、海や湿原も十分に眺められました。

 

車内ではザンギ弁当(¥680)を頂きます。f:id:einehoheBr:20160803001204j:image

 

15:49新得着。

新得で下車し、滝川方面の普通列車に乗り換えます。f:id:einehoheBr:20160803001212j:image

 

新得では、音威子府の黒蕎麦と並び称される新得そばを駅舎内でいただけます。

太くてやわらく、心地よい食べごたえの非常に美味しい蕎麦です(山菜そば¥410)。

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3. 新得→滝川→岩見沢→札幌

16:08発 根室本線 2434D 普通 滝川行きに乗車。

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このキハ40、乗った当初から全ての窓が開いていて、乗客も閉める気配がなく、トンネルで大丈夫かと思いましたが、意外と風や景色を楽しんでいる乗客も多く意外な印象でした。とはいえトンネルを過ぎるにつれ、窓を閉める乗客も増えていきましたが。

西新得信号場で特急と待ち合わせ。

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 旧線は日本三大車窓にも数えられた狩勝峠からの眺め。

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根室本線狩勝峠を越えると、映画『鉄道員』の「幌舞駅」のロケ地となった幾寅や『北の国から』の舞台富良野を通り、芦別、赤平といったかつて炭鉱で栄えた街を空知川に沿って結んでいきます。

 

日もすっかり傾き、滝川には18:54着。

19:02滝川発 特急スーパーカムイ40号に乗車。

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特急料金節約のために岩見沢で降り、19:40岩見沢区間快速いしかりライナーでのんびりと札幌に向かいます。

岩見沢では偶然にも花火と遭遇しました。

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周囲は完全に暗闇に包まれる中、光り輝く大都会札幌には20:19着。

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今日は札幌も豊平川の花火大会だったらしく街中いたるところに浴衣姿の人々を見かけます。特に若いカップル。

そんなわけで大通公園は若者でいっぱい。

よそ者にはツラいものがあったので、ちょこっと街中を散策した後、飲食店で軽く一杯。

 

夏の札幌は初めてでしたが、東京のように人があまりに多すぎず、それでいて都会的な札幌の街には、縁もゆかりもない土地とはいえ居心地の良さを感じます。

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【今日の旅路】

釧路 5:35→(根室本線 3625D 快速はなさき )→18:03 根室→(根室交通)→納沙布岬→(根室交通)→根室 11:08→(根室本線 3628D快速はなさき)→13:18 釧路13:39→(特急スーパーおおぞら8号)→15:49 新得 16:08→(根室本線 2434D 普通)→18:54 滝川 19:02→(特急スーパーカムイ40号)→ 19:29 岩見沢 19:40→(函館本線 区間快速いしかりライナー)→20:19 札幌

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明日は乗り換えの都合で遅い出発となります。

夜の札幌をちょこっと楽しんで旅のつづきに備えたいと思います。

 

 

 

稚内→枕崎日本縦断鉄道旅~2日目~

2日目 南稚内→釧路 (移動距離 742km)

1. 南稚内→旭川

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南稚内駅より5:18発の途中名寄より快速の旭川行きに乗車。

乗客は稚内より乗車した1人と南稚内から乗った3人の計4人。

 

ほんの一瞬、日本海が見えます。(南稚内~抜海)

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天塩中川からようやく地元客が乗車して徐々に乗客も増えていきます。

 

幌延からは天塩川と並行しますが、昨日の上川地方での大雨のせいか水量が多く濁っています。(佐久~筬島)

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音威子府で6分間停車。

名物音威子府蕎麦は食せず。

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音威子府を過ぎると、蕎麦畑の白い花を皮切りに畑も見え始めました。

 

美深で子どもたちが6人ほど乗車するなど、この辺りから利用者も増えるようです。

 

名寄では17分間の停車。

この駅からは立ち乗り客も出始めました。

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名寄からは田んぼも見え始め、塩狩峠を超えるとすっかり稲作地帯になりました。

稚内を出発すること5時間。旭川はもうすぐそこです。

 

2. 旭川駅

列車は定刻通り旭川駅に到着。

しかしここで思わぬハプニングに見舞われます。

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昨年に引き続き今年も土砂の流出が、それもよりにもよって自分の旅路で起こってしまうとは…

天塩川の水量と濁りで察知はついていましたが、やはりただの雨ではなかった模様です。

旭川~北見をバスで突っ切ることも考えましたが、それでは当日中にホテルを予約した釧路には着けません。

 

新旭川~旭川の経路外乗車分¥210を払って下車し、みどりの窓口の方と相談した結果、振替輸送で、

旭川→(函館本)→札幌→(千歳・石勝・根室本)→釧路

のルートで釧路まで向かうこと。

ただし、特急券は別途料金を支払いました。

 

当初の予定より早く釧路には着けますが、やはり石北・釧網の両線に乗れないのが悔しい限りです。

 

3. 旭川→札幌→釧路

スーパーカムイ20号で札幌へ。

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時刻表を不覚にもホテルに忘れたため、愛用のコンパス時刻表を購入しようとしますが、旭川にはキオスクにも駅前のイオンにも売っていなかったので気休めに道内時刻表を購入しました。初めて手に取りましたが、紙質と文字の読みやすさは感動ものです。

幸運にも、業務連絡書付き出札補充券(今回使用している切符)を挟むのにちょうどいい大きさなので、下車印のインクを滲ませないようにするにはぴったりです。 

 

旭川から札幌までの区間は雪の残る3月上旬にも乗車したので、雪景色とのコントラストを意識しつつ車窓を眺めます(BGMはチャイコフスキーの『フィレンツェの想い出(弦楽合奏版)』)。

 

旭川駅の駅弁(¥950)を食す。

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石狩川水系空知川もかなり濁っています。(滝川~砂川)

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1時間25分で札幌駅に到着。

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40分ほど釧路行きの特急を待つのですが、振替とはいえ白石~札幌が経路外乗車となるためその分の運賃を支払わねば改札外に出れません。暇つぶしに改札内のキオスクを眺めたら、旭川で探し求めていたコンパス時刻表があってちょっとがっかり。道内時刻表は別の用途を見つけたので結果オーライではあるのですが。

 

スーパーおおぞら7号 釧路行きに乗車。

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石北本線運転見合わせの影響か、札幌出発時点で指定席はほぼ満席、自由席も空席がほんの僅かになりました。南千歳からは自由席の立ち乗り客も出てしまいます。

さらに不幸なことに、この列車は南千歳を出た後、トマムまで1時間近く停車しません。

南千歳から乗ってきてた家族連れはどうなるのかと思いましたが、子どもたちは大人の膝に乗るなどして座れたみたいで一安心。

私も朝早い疲れからか新得まですっかり寝入ってしまいました。

 

スーパーおおぞらは車内販売があるので、珍しがって期間限定のアイスを購入。

これが旅情とあいまって美味しいものです。

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十勝平野は雨でしたが、釧路総合振興局(旧:釧路支庁)管内に入ると雨は止む一方で靄が出始めました。それでも減速しないのですから釧路では日常茶飯事なのでしょう。

また、湿地帯も車窓に見え始めます。

 

貨物ヤードや工場の煙突が見え始めると釧路駅はもうすぐそこ。

札幌から4時間23分。朝、南稚内を出ること13時間21分。

ようやく2日目の目的地、釧路に到着です。

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夕食は市内のラーメン店「釧路ラーメン河むら」で醤油ラーメン(¥700)を頂きました。

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釧路の街の賑わいは、3月に訪れた帯広に少し劣るものが感じられましたが、中心街近くの公園では平日にも関わらずビアガーデンが開かれていて客足もまずまずでした。

こういった取り組みができる余力のある地方都市には元気を与えられます。

 

【今日の旅路】

南稚内 5:18→(宗谷本線 4324D 途中名寄より3322D 快速なよろ4号)→10:28 旭川12:00→(スーパーカムイ20号)→13:25 札幌 14:16→(スーパーおおぞら7号)→18:39 釧路

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明日は、一旦片道乗車券の経路を外れ、青春18きっぷ根室納沙布岬に向かいます。

その後経路に戻り、根室本線をひたすら辿って札幌に向かい、そこに宿泊する予定です。

 

 

稚内→枕崎日本縦断鉄道旅~1日目~

1日目 東京→稚内 (移動距離 約1190km)

さて、いよいよ旅の始まりです。

東京から稚内に向かうところより旅は始まります。

まずは羽田空港へ。

 

1. 羽田空港

羽田空港を使うのは今回が初めて。

第2ターミナルの展望デッキから見える風景は、東京湾スカイスクレイパーと空港が織りなす非常に現代的な光景で、畑の真ん中にある成田とは大違いです。

ターミナルビルも光が差し込む設計で、新鮮な気分で旅をスタートできるという点も成田にはないものでしょう。

強いて言えば、国内線のみなので旅客も日本人ばかりで、海外のまだ見ぬ土地に行くときのような高揚感が味わえないのが成田に唯一劣る点と言えましょうか。

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ANA571便 東京・羽田発10:45 稚内着12:35に搭乗します。

定刻の30分前に501番ゲートに付きますが、ここでアナウンスがありまして、

「使用予定機体に整備不良が見つかったため、代替の機体の到着を待つ出発が遅れる」

とのこと。

稚内空港からはバスツアーで宗谷岬をめぐる予定ですので、バスが飛行機に接続してくれるかが気になるところです。

 

待つこと暫く、11:00過ぎに搭乗が始まりました。

バスに乗って搭乗機まで向かい、タラップで機内に入ります。まるでLCCに乗るかのような感覚です。

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あいにく窓際の座席を取れなかったのが残念です。

 

機内ではウォークマンで12月の定期演奏会のプログラムを

コケイン序曲:ショルティ&シカゴ響

組曲「惑星」より火星、木星:メータ&ロサンゼルス・フィル

交響曲第2番(エルガー):ボールト&ロンドン・フィル(1976)

の録音で聞くなどしてモチベーションを高めていました。

 

2. 稚内空港から宗谷岬

2時間後、機体は無事に稚内空港に着陸。

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空港から発着するバスはすべて飛行機との接続を図ってくれていました。

一日に数便しかない空港なんだから当たり前といえば当たり前ですが。

さらには利尻島行きのフェリーも飛行機との接続をとっていたようです。

 

空港からは宗谷岬を巡って駅前へと向かう周遊バスに乗車します。

このバスの運賃は¥2000で、空港から宗谷丘陵、宗谷岬、北防波堤ドーム、稚内駅前を経由してフェリーターミナルへと向かいます。宗谷岬では50分ほど、それ以外は5分ほどの自由行動可能な時間があり、観光には持って来いです。

 

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宗谷岬では、台地の上の大韓航空機撃墜事件の慰霊碑やその他多くのモニュメントが立ち並ぶところで一旦降ろされ、麓で再乗車する形になります。f:id:einehoheBr:20160801212127j:image

 

余談ではありますが、現在日本国の実効支配下にある陸地の本当の最北端は、宗谷岬(北緯45度31分22秒)ではなく、下の写真の左奥に見える弁天島(北緯45度31分35秒)です。この島に上陸するには漁船でもチャーターするしか方法がないそうです。宗谷岬は石碑にあるような「日本最北端の地」ではなく「日本本土最北端の地」と言ったほうが正しいのではないでしょうか。(WIkiには”国土交通省は、北海道・本州・四国・九州・沖縄本島の5島を「本土」としている”との記載がありましたが、国交省のHPでソースは見当たりませんでした。)

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再びバスに乗り、稚内市街へと向かいます。

北防波堤ドーム前で途中停車。

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稚泊航路の碑の前で、近くにいた若い男性が「さらに北も日本の領土だったんだあ」と呟いていたのが印象的でした。樺太(個人的にはこちらの呼称のほうを好みます)が日本領であった時期があったという歴史を聞いても、確かに現代人にはしっくり来ないなと私自身も感じます。しかし、このようにして時が経てど、現地に足を運ぶことで想像と案内に助けられつつ肌で感じることができるというのも歴史の一側面ではないかと思います。

 

その後バスは稚内駅前へ。

ここで下車します。

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平成24(2012)年に駅舎が全面リニューアルされ観光案内所や道の駅も併設する施設となったいるのは知っていましたが、高層階に映画館まで入っているのは驚きでした。

駅を中心としたまちづくりが全国の地方都市で進んでいますが、旭川のようにシネコンのあるショッピングモールが併設されるならまだしも映画館単体で駅に入居しているのはここぐらいでしょう。

 

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ようやく、稚内→枕崎の片道乗車券の出番です。

北海道開発局発行の「川の時刻表」も観光案内所で貰い、北海道の鉄道旅の準備は万端。

 

初めての入鋏にドキドキしつつも改札を抜けます。

ホームを歩くと枕崎までの距離が表示されていて、今回の旅の長さを目の当たりにさせられます。

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 宗谷本線 普通4326D 名寄行き 稚内発17:17に乗車。

 

いよいよ日本縦断鉄道旅の始まりです。

といってもこの日はホテルの都合で次の南稚内で下車。

 

南稚内駅近くのビジネスホテルに泊まりましたが、浴場入口にあったこの注意書きが印象的でした。f:id:einehoheBr:20160801212211j:image

英語でも中国語でもなくロシア語。

国境の街であることを実感させられます。

実際にロシア人の宿泊客とは遭遇しませんでしたが、年間を通じて一定数はいるのでしょうか。

 

【今日の旅路】

羽田空港 11:15発→(ANA571)→稚内空港→(宗谷バス)→宗谷岬→(宗谷バス)→稚内駅 17:17→(宗谷本線4326D)→17:21 南稚内

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2日目は、南稚内駅を始発で出て、旭川、網走を経て釧路へと向かう”乗り鉄”のみの日となります。今日の上川地方での大雨の影響を受けずに済むことを祈るばかりです。

 

インターン落ちた日本死ね!!~稚内→枕崎 怒涛の日本縦断計画~

1. 一通のメールから旅は始まる

7月某日 

「◯◯さん

 (中略)

 厳正な選考を行った結果,残念ながら今回は
 受入れに至らなかったとの事でした。」

 

題名の通りです。インターンシップに落ちました。

お陰さまで8月の予定がすっからかん。

 

この暇をどうするのか。

他のインターンを申し込む…?

勉強に勤しむ…?

 

「そうだ、旅に出よう。」

 

とはいえ、昨年一昨年と夏の1ヶ月をまるまる海外で過ごしていたこともあり、今年は国内に留まりたい気分でした。

国内でできるスケールの大きな旅行とはなんだろうか。

 

そう、稚内から枕崎まで鉄道で日本縦断。

 

 思い立ったが吉日、早速最新のコンパス時刻表を買い求め旅程を組み始めていました。

 

2. 旅程策定

2.1. 日数

8月まるまる空いたとは言っても後半はオーケストラの練習も始まりますからあまり長旅はできません。そして7月末は大学の試験もあります。

ですので最大でも2週間。

 

さらに8月の第1土曜は東京で所用があるので中間地点を東京に設定。

7/31~8/13の計14日間の旅程となりました。

 

2.2. 経由地選び

JRの長距離乗車券は、途中下車し放題です。

つまり、行きたい箇所を上手く点と線で結べば効率のよい旅行が可能となります。

 

上記の14(実質12)日間という制約に加え、

①後々の乗りつぶしの効率

②行きたい寺社仏閣・観光名所の有無

③移動は基本的に景色の楽しめる日中のみ

の3条件を元にルートを策定しました。

 

 

2.3. 北上 or 南下?

最後に問題となるのは、南下するか、北上するかです。

当初案では、

稚内は空港が近い

②最北端ということで達成感が感じられる

宗谷岬等の観光に時間を割きやすい

との理由から「北上案」で旅程を組みました。

 

しかし、今回使用する乗車券は、マルス券ではなく出札補充券での発券ということもあり、その”持ち帰り”可能情報を調べていたところJR北海道では使用済み補充券は回収されるとの情報が… 

JRの規則とはいえ、折角の旅の思い出ですから回収されてしまうのも残念です。

 

もう一方の終着駅である枕崎駅は無人駅です。

また、九州での補充券回収情報もざっとみたところ見当たりませんでした。

 

というわけで当初の「北上案」をひっくり返して幾つか乗り換え上の不都合を直しつつ確定版として「南下案」が完成しました。

 

経路は以下の通りです。

※()内は購入する乗車券の経路外

 

1日目:(羽田空港稚内空港)、稚内南稚内

2日目:南稚内新旭川→網走→釧路

3日目:(釧路→根室納沙布岬根室→釧路)、釧路→新得→滝川→札幌

4日目:札幌→小樽→長万部新函館北斗→盛岡

5日目:盛岡→大曲→秋田→酒田→新庄→山形→大宮→武蔵浦和→西国分寺→(最寄り)

8日目:(最寄り)→八王子→新横浜→名古屋→岐阜→高山→富山

9日目:富山→金沢→小松→京都→大阪→神戸→姫路

10日目:姫路→相生→播州赤穂→岡山→津山→智頭→鳥取→米子→松江

11日目:松江→出雲市→(電鉄出雲市出雲大社前→電鉄出雲市)→出雲市→益田→長門市→小串→下関→小倉

12日目:小倉→宇佐→大分→日田→田川後藤寺新飯塚→博多

13日目:博多→大牟田→熊本→人吉→吉松→鹿児島中央

14日目:鹿児島中央→(山川→西大山→指宿)→枕崎、(→鹿児島空港羽田空港

 

こうして旅程も完成したので、料金の変動がある航空券とホテルは早めに押さえました。

基本的に素泊まりプランで、高くとも¥5000には収まり、駅まで徒歩10分はかからないホテルを予約。日が出てる間に移動する制約を課したために朝早くホテルを出なければいけないので朝食サービス等があっても利用できないのが残念です。

 

また、青春18きっぷと違い特急券を別途購入すれば特急にも乗車できるので、普通列車の本数が少ない区間や時間の都合で止む得ない場合は積極的に特急・新幹線を利用するようにしました。

 

3. 乗車券購入

7月某日 東京駅

経路を駅員の方にもわかりやすくするために「乗車券分割プログラム」で試算したものプリントアウトを持ってみどりの窓口に向かいました。

あえて東京駅で発行しようとしたのは、みどりの窓口の数が多く空いているところもあるだろうというのと、JRで売上高No.1の東京駅であれば補充券発行経験の方も多くいらっしゃるであろうという理由からです。あと「東京駅発行」の刻印で貫禄付けをしたかったいうのも。

 

東京駅に到着し、丸の内側、八重洲側一通り眺めたところ、JR東の窓口は全般的に混んでいましたが、八重洲側のJR東海の窓口、それも八重洲北口はいくらか空いているように見受けられました。

(東京が元来東日本のエリアである上に東は「みどりの窓口」と表示している一方で東海は「JR全線きっぷうりば」と表示しているせいで東の窓口が一概に混雑しているような気がしなくもありませんが

 

というわけで八重洲北口のJR東海の窓口でお願いすることに。

こちらとしてもあまりご迷惑はおかけしたくないので、経路をプリントアウトした紙と学割証をお渡しした上で、

マルスではなく補充券での発券になるので相当時間がかかると思います。急ぎではないので後日受け取りに来ます。」

とお伝えしました。

窓口の女性の方が「うわ…稚内から枕崎…」と思わず声に出されていましたが、電話番号と名前のA4コピー用紙への記入をお願いされるだけでした。

切符が出来上がったら電話で連絡をくださるそうです。

名前と連絡先を書き終えればこの日やることはおしまい。

 

あとは電話での連絡を待つのみです。

 

 

数日後

 

前日の昼間にJR東海の窓口の方から電話がありまして、「先日いらした八重洲北口のJR東海の窓口に来てください」とのこと。一応来訪時間も訊かれたので、その通りに向かいました。

 

窓口に到着すると、机の上に私の名前と来訪時間等がサインペンで書かれたコピー用紙ああるではありませんか。

窓口の男性職員に「先日、稚内から枕崎の切符をお願いした◯◯です。」とお伝えすると、その紙を持って急いで奥に行かれました。

 

しばらく待つこと5分から10分ほど。

先ほどの男性職員に加えもう一人の男性職員が感圧式の下用紙がホッチキスで留められた補充券を持って奥から出てきました。

最初にお渡しした「乗車券分割プログラム」のプリントアウトが返却され、「業務連絡書(乙)」と題された下用紙に手書きで記載された経路の確認を求められました。

私が確認を終えると、今一度後から来た駅員の方が念入りに業務連絡書と出先補充券両方をチェックされました。

最後に精算方法を尋ねられ、きっちり用意していた現金をお渡ししておしまい。

(「C制」と捺印されるが嫌でしたので今回は現金で)

 

以上、いろいろとありまして購入できたのがこちらの切符になります。

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稚内→枕崎 4811.9km ¥34810

「乗車券分割プログラム」と寸分違わない運賃結果でした。

 

まだ特急券・指定席の確保ができていないので、指定席券売機えきねっとで早急にしてしまおうかと思います。

それと期末試験を一通り片付けねば……

 

 

旅行開始は7/31です。

こちらのブログにも1日の終わりにその日のまとめを1ポストしますので乞うご期待くださいませ。

飯田線に乗る(途中放棄)

秋も深まって参りましたね。

乗り鉄にとっては「秋の乗り放題パス」の季節でしたが、大学やらオケの練習やらがあり、なかなか出かけられずにいました。しかし、JR東エリアの住人としては、「週末パス」や「休日おでかけパス」では乗車できない区間も乗れるこの切符を使いたい気持ちが抑えられず、どうにか1日で元を取れて未乗路線も乗れる経路はないかと考えた結果、飯田線に乗ろうという結論に。最初の2日分は都内での移動に使用し、秋の乗り放題パス最終日の日曜(10月18日)、遂に飯田線に乗車する運びとなりました。

 

まずは始発で高尾駅へ。

車内はハイキングや輪行に向かう人が多い印象。

大月で乗り換え。

甲府で乗り換え。

どんどん標高は高くなっていく。

 

上諏訪駅で途中下車。

改札内の足湯は残念ながら営業時間外。

とりあえず諏訪湖を眺む。

岡谷で飯田行きに乗り換え。(乗換時間0分のため写真撮れず)

 

タリスでブリュッセルに行ってきた

Guten Tag!
今夏、単位回収のためにドイツは西の端アーヘンに流刑されています。

アーヘンはここ

地図を見ての通りオランダ、ベルギーの国境に近く、ケルンとパリを結ぶ高速列車タリスも停車するので他都市への移動も非常に便利です。

当初は高速列車なんぞ使わないで行く予定でしたが、1週間前にフランス国内を走行中のタリス車内で発砲事件が起き、不謹慎ながらも冒険心がくすぐられてしまい乗車を決意。今回はこのタリスを利用して午後だけでブリュッセルに行ってきました。

 

1.チケット予約・購入

アーヘン中央駅でもチケットの購入はできるのですが、チケットレスサービスを試したかったのでネットで予約しました。

参照:Thalys.com(英語)

サイトトップにあるフォームに乗車駅・降車駅・日時・チケット種別を入力して「Search」をクリックするとその日の運航便とそれぞれの料金が表示されます。

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上記画像はユースチケットの検索結果ですが、見ての通りComfort 1(1等車)がComfort 2(2等車)より安いという驚きの結果が!

私が利用した日(8月28日)も行きの列車は1等車の方が安かったので思わずポチってしまいました。帰りは2等車の方が安かったので無難にそちらを選択。

往復の列車を選んだ後は個人情報の入力です。
ここで携帯電話番号の入力欄があるのですが予約完了後と利用日のSMSでの通知に使用されます。乗車列車の遅延情報も来るので登録しておくと便利でしょう。

 

WebからはチケットレスOnlyf:id:einehoheBr:20150829062707p:plain

 

最後に支払いです。
いつものメインカードで支払おうとしたのですが拒否されてしまいます。

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実際の画面

 

どうやら原因は利用できるクレジットカードが「3Dセキュア」対応カード限定だったようで、チケットレスの選択画面(2つ上の画像)をよく見るときちんと書かれています。

偶然にも予備で持ち込んだカードが対応していたので難は逃れましたが今後チケットレスを利用される方は十分注意してください。

 

支払いと予約が完了するとメールとSMSが届きます。

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このメールのQRコードを車内で車掌にかざせばOKです。
SMSのリンクを踏むとブラウザでもQRコードを表示できます。

 

前準備はこれで完了。あとは乗車を待つだけです。

 

2.乗車

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アーヘン中央駅からタリスに乗ります。予約確認のメールに”発車予定時刻の2分前までには乗車するプラットホームのいるように”と書かれていたので、13時10分にはホームに向かいました。そして、列車を待ちますが……13時23分になっても列車は来ません。

すると、ドイツ語、フランス語、英語の順でアナウンスが流れ、どうやら3分少々遅延しているとのこと。列車の遅延なんぞ欧州では日常茶飯事なのでとにかく待ちます。

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2分少々待つとようやく列車が到着。心ぴょんぴょんさせながらComfort 1の車両に乗車します。乗員交代で数分停車したのち列車はアーヘン中央駅を発車。しばらくは低速で走行しますが、これは国境のブシュトンネルが19世紀の建造であり速度制限が厳しいからだそうです。国境のそこまで長くないトンネルを抜けると、そこはもうベルギー。ここから列車はぐんぐん加速していきます。

 

ベルギー国内に入ってすぐに車掌が車内検札に回ってきました。私にはフランス語でまず話しかけてきたので、仏語弱者の私はすかさず"Deutsch or English"と返すと、車掌は英語でQRのコードの提示と車内食の案内、そしてドリンクの希望を尋ねてきました。

 

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車内の様子

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車内食。正直、まずい。

 

車内放送は仏独蘭英の4カ国語で流れ、どれも自動放送ではなく同一の車掌の声でした。さすがは欧州、多言語の地といったところです。

 

3.難関ブリュッセル南駅

途中駅のリエージュ・ギヨマン駅で座席もほぼ埋まり(ほとんどの乗客はフランス語話者)、アーヘンを発つこと小一時間でブリュッセル南駅に到着しました。

旅行ガイドブックには「南駅周辺は治安も悪く、駅構内でのスリも多い」と記載されていたので、不慣れな旅行者と悟られぬよう入念に周囲に注意を払いながらグランプレスの最寄りであるブリュッセル中央駅行きのチケットを買いに券売機へ。

この券売機がなかなかのクセモノで、クレジットカードはICチップ付きしか使えず、使用できる硬貨・紙幣も限られており、行きの時は良かったものの、帰りには使用できる現金がギリギリ足りず、後ろに並んでいた男性に50セントほど奢っていただくことになってしまいました。やはり、欧州旅行にはICチップ付きクレジットカードが必須ですね…。

そして、ブリュッセル中央駅方面の列車に乗るのですが、これもまた大変。電光掲示板の案内はフランス語とオランダ語だけな上に、路線図も全く見当たらずどの列車に乗ればいいのかさっぱりわかりません。とりあえず勘で乗った列車で合っていたから良かったものの反対方向だったらどうなってたことか…。尚、ブリュッセル中央駅の方は方向別にプラットホームが分かれていたので戻るときは特に問題ありませんでした。

 

4.市内観光

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南駅からは5分足らずで中央駅に到着します。

まずはグランプレスに向かうのですが、道中になんと日本語が…

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“極度乾燥”が"Superdry"の直訳なのはわかるにしろ括弧内の”しなさい”は一体どういうことなのやら。(あとでググッて知ったのですが、イギリスのアパレルメーカーだそうです。)

 

「極度乾燥(しなさい)」のところを左に曲がると、世界一美しい広場、グランプレスが見えてきます。

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ガイドブックによるとここもスリ多発地帯らしく、入念に注意を払いましたが、個人的には中東系の顔立ちをした物乞いがやたら多い印象でした。彼らは道端に居座るだけでなく、コップを持って自ら観光客に寄ってくるので注意が必要です。

 

そして、”世界三大がっかり“の一つ、小便小僧。

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小便小僧の周辺にはワッフル屋が多くあります。

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ここから王立美術館方面へ

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芸術の丘を見下ろす。

 

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ここにも日本語。

 

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館内は撮影OK。

尚、美術館に向かう途中で蜂に手首を刺されるというハプニングがあったため、痛みのあまり美術館の展示が全く記憶に残っていません。

 

あまり時間もなかったので、美術館を見終えた後はすみやかに駅に戻りました。

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ブリュッセル中央駅のスタバ

 

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ブリュッセル南駅からはロンドン行きのユーロスターも発車する。

 

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帰りもやはり15分ほど遅延して列車は到着。

一週間前の発砲事件のせいか、プラットホームにやたらと警備員が多かったのを覚えています。乗車の際は、アーヘンのときと違い、車両に乗る前と着席後の両方でQRコードの確認がありました。

帰りはComfort 2でしたので、1と比べると座席間隔とシートピッチが狭い…。新幹線の普通車よりも狭く感じられました。

 

アーヘンには定刻より10分遅れで到着。

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海外の高速鉄道に乗ったのは初めてでしたが、在来線との共用区間もあるせいか遅延が多い印象でした。座席の座り心地も個人的にはComfort 2よりは新幹線(E5系)の普通車の方が良い気がします。また、料金が変動性であることと、Comfort 1での車内食の提供はやはり日欧の高速鉄道に対する価値観の違いが強く感じられました。

再び欧州に行く機会はそうそうないとは思いますが、ユーロスタードーヴァー海峡を抜けるのも乗り鉄的には一興ありそうです。学生のうちには乗っておきたいですね。

一仕事終えて

前回の更新以来、関西行ったり、仙台行ったり、名演に出会ったりはしていたのですが"別件"で忙しくブログ更新する気になれずにいました。今回はその"別件"がひと段落したので反省も踏まえつつ書き綴ろうかと思います。

(※ここで言う"別件"というのは所属する大学オーケストラの新歓活動のことを指します。この度私はWeb係としてインターネット上での広報・受付対応をさせていただきました。)
 
 

⑴Webサイト

昨年のWeb係の方がたいへん優秀な方で、モバイル版ページの作成、Webデザイン、SEO対策等”完璧”に近しい仕事をしてくださいました。それに及ばないのは分かってはいましたが、手探りながらも自分なりに真似てそのレベルに追いつこうとはした次第です。
反省点としては以下が挙げられます。
  1. SEO対策
  2. コンテンツ不足
  3. 更新のスピード
  4. ブログの宣伝
1.のSEO対策に関しては自分の一番至らなかった点であると大いに反省しています。新歓初期は散々「見つからない💢」と苦情があったので…。
 
コンテンツに関しては、4月頭まで昨年度同様に「当団について」「団員募集」「ブログへのリンク」「お問い合わせ」をグローバルナビに置き、内容も前年同様のものにしていたのですが、入団説明会開催情報や団員の所属大学一覧等が欲しいとの要望があったので後に「新歓情報」(個人的にこのページタイトルはあまり良くなかったと思っていますが…)を追加して入団説明会開催情報を見やすくしました。もっとも、Index下段のカレンダー欄にそういった行事予定は書き込んでいたのですが、Googleカレンダーウィジェットの見づらさも相まってほとんど見てもらえていなかったみたいです(これも結局はウィジェットではなく画像ファイルで作ったカレンダーに置き換えました)。
 
更新スピードに関しては入団した新入生にとったアンケートでも指摘されていたので最改善点だと思います。更新が遅れた要因としては、
  • バイルとPCのHTMLを完全に分けてしまっていた
  • バイルPCを常に持ち運ばなかった
  • パート代表との連絡が迅速に行われなかった

の3点が挙げられます。1点目は技術的仕様、3点目は連絡体系の不十分が原因ですので来年改善することは十分に可能かと思います。2点目は個々人のPC環境の問題ですので「改善しようにも…」という感じもしますが、HP担当者は複数人で分けたり、モバイル環境の充実した人に任せる、といった程度で十分に対応できるかと思います。そうでなくとも、Twitter等のSNSであればスマートフォンで迅速に団員募集の更新をできますのでそういったツールを頻繁に使うのもありかと。(ただ、中にはSNSに疎い、使わない人もいるので)
バイルPCを持っていたにも関わらず仕事を全部家に回してしまったのは反省しています…。

ブログに関してですが、出来る限り頻繁に更新し、かつ更新をTwitterで知らせることでアクセス数も一定数は確保できました。ただ、Twitterを使用していない新入生には認知度が薄かったらしく、改善後のモバイル版Indexでブログへのリンクをスクロールしなきゃ出てこない位置においてしまったことが原因らしいです(PC版ではグローバルナビに置いた)。アクセスカウンターは設置しませんでしたが、やはり今の時代Webページの閲覧はスマートフォンからという人が圧倒的多数ということでしょう。また、団員募集状況からブログのパート紹介へのリンクをつけたのですがわかりづらかったみたいです…。

 

⑵LINE@

今年の2月にLINE@の利用可能対象が拡大されたので早速使ってみました。やはり現代の若者はLINEだと抵抗感が少ないらしく、メールフォーム・Twitter以上にお問い合わせ先ツールとして人気でした。私としては今年度Web係最大の改善点にして業績はこのLINE@だと自負していますが、それでも反省点がいくつか。

  1. 返答速度と対応
  2. タイムラインの使用
  3. アカウントの存在の宣伝
 返答速度に関しては、Webページの項でも挙げましたが担当者・パート代表との連携が重要です。お互いにアルバイト・授業等で対応できない時があるのは自明なので、対応に関してはある程度のマニュアルを作るべきかと思いました。
また、中には入団説明会等に来場しているせいか楽器名を告げず、名前だけ名乗るという新入生もいました。こういった案件にも早急に対応できるよう名簿担当との連携も必要かと思われます。
 
タイムラインは今回は一切使用しませんでした。というのも私自身がLINEの超ライトユーザーでありイマイチ使用法や一般的普及度を知らなかったからです。ただ、使ってみる価値があるツールだとは思いますので、使用方法等来年のWeb係の方にお任せします。

アカウントの存在宣伝。これは一番に問題でした。ビラの掲載に間に合わなかった(というか忘れていた)のでTwitterでLINE IDの宣伝、入団・サークル説明会でQRコードを置いておき受付で登録してもらう等で友だち数を増やしはしましたが、来年こそはビラに載せたいです。(これに関しては完全に私の不手際です。すみません…。)

また、今回は無料キャンペーン中だったからいいものの、LINE@の無料使用には限度があります。月に全体へのメッセージ1000通という制限があるのですが、友だち数が増えるとこの上限はあっという間に越えてしまいます。新入生だけに友だち登録をさせる等して上限に達しないよう工夫が必要だと思います。尚、今年度の友だち数は在団者含め115人に達しました。
 
※入団説明会で名簿担当が「メールアドレスのQRコードを読み込ませ、空メールを送らせる」といった手法で新入生の連絡先を確保していたのですが、その際、LINEのQRコード読み取りを起動する人が多くいました。今の高校生にとってQRコードはLINEの友だち登録のツールになりつつあるようなので、その点の注意を促すのとLINE@のQRコードも用意しておくべきです。こういった事例からするに来年度もLINE@は絶対に必要だと確信しています。


Twitter 

おそらく、私たち自身ももっとも使用し、もっとも新入生の使用者数も多いツールかと思います。
今回の新歓では情報の更新やブログの宣伝等の多くをTwitterで行いました。確かに大きな効果を挙げましたが、その使用法に関しては少し改善が必要かと思われます。たとえば、私自身も反省している点ではあるのですが、情報更新がTwitter一辺倒になるといったことがありました(入団説明会の集合時間等)。こういった情報はHPにも載せるべきだ、という声も新入生アンケートでありましたので各ツール間の情報にむらが出ないよう注意するべきです。
また、一番注意しておくべきはTwitterを使用していない層への宣伝。昨年も今年も結局担当者がなかなかのTwitterユーザーなせいで、どうしても情報の更新・宣伝をTwitterばかりに取られていました。Twitterを使用していない層への宣伝方法も考えるべきでしょう。
 
あと、新歓初期に「診断メーカー」で「もし、あなたが一橋オケに入ったら…」を作ったら結構ウケた(新歓真っ最中にはウケなかった)ので、来年は新歓真っ最中の4月第1週に放り込んでほしいです。
 

(4)Facebook

不要
 
 
 
こんな感じで振り返ってみましたが、5月になった今でもちょくちょく問い合わせがあったりするので仕事納めが見えない日々が続いております。LINE@のアプリはLINEアプリのインストールがないと使用できないため、メイン端末であるXperia Z1に普段の使用機会が少ないアプリを2つもいれておくという苦痛が続いています。iPadでもLINE@が使えればいいのですが、SIMカードで年齢認証とかいうシステムのせいでそれもできず…。「もう一台端末が欲しいな」と思う限りです。
 
オーケストラも人数が増えだいぶ賑やかになってきましたが、こうして人数が多くなると一人一人の存在が軽視され、雰囲気に馴染めず早くにやめてしまう新入生が例年います。「新入生を入れ、そして辞めさせない(続けさせる)!!」が上級生の使命ですから、オケに如何にして新入生を馴染ませるかこれからが本当の勝負だと思っています。
 
それでは良いGWを。